鉄道科

卒業生の声VOICE

鉄道業界と連携した
実践教育がプロを育てる

テツカンを卒業し、社会で活躍する
先輩たちの声をご紹介します!

  • 東海旅客鉄道株式会社新幹線運転士

    本多 翼 さん

    紫野高校(京都府)2007年入社

    公式インフラとしての
    使命を果たして
    社会に貢献できる
    この仕事に誇りを持っています。

    元々鉄道の知識がなく、入学後の授業や実習を通して、鉄道会社で働くことの魅力を感じました。そして、多くの鉄道会社があるなかで、子どもが憧れる仕事がしたいと思い、新幹線運転士を選びました。お子さまから写真撮影をお願いされることもあり、自分は「憧れの職業」に就いているんだと日々実感しています。テツカンのカリキュラムは現場で役立つものばかりだと実感しています。鉄道の知識以外にも地理や手話、パソコンといった多彩な授業を通して幅広い知識が得られました。他学科の人たちとの交流も、人間的な成長につながったと感じます。また、何度も面接練習をくり返し、シビアな評価と的確なアドバイスをいただいた先生方の指導も就職活動に役立ちました。

    新幹線運転士の1日

    • 新幹線運転士の1日
    • 新幹線運転士の1日

    ※行路によって出勤・退出時刻、担当列車(のぞみ、ひかり、こだま、回送、ドクターイエロー)、泊地(東京、名古屋、新大阪)などは、異なります。

営業スタッフ、車掌を経て、憧れ続けた運転士になりました。踏切を通過する時の緊張感や、ブレーキをかける時の強弱のつけ方など、気を配る箇所は今までの仕事より多いのですが、それでも今は運転できていることがただただうれしいです。理想は「非常時にこそ冷静になれる鉄道員」。何かハプニングがあれば、冷静に状況判断をした上で車掌と連携し、お客様への影響を最小限に抑えられるように努めたいです。

車掌として乗務していた際の車内放送は大阪鉄道・観光での学びをいかすことができました。元々緊張すると早口になる性格でしたが、授業で車内放送の練習を何度も行ったことで、自然と身につけることができました。子どもたちの憧れの存在に自分もなれたことにとても喜びを感じています。今後は運転士としてさらに成長し、特急運転士、指導運転士とステップアップしていきたいです。

学校での学びを一言で表すと、リアルな環境で楽しく学べる!に尽きます。実習室を使ってロールプレイング形式で学ぶことにより、体で習得できたことは大きいと思います。Osaka Metroは素晴らしい環境で安定して働くことができるため、入社して良かったと思う日々です。今後は運転士の仕事にも挑戦し、将来は様々な部門で経験を積んでいきたいです。

現在は、主に神戸三宮駅・高速神戸駅~山陽姫路駅間で乗務しています。サービス介助士の授業で学んだことが、 目の不自由なお客さまや車いすのお客さまをお手伝いする時に活かせています。 今後はどんな状況や悪天候でも乗り心地を維持できるベテラン運転士をめざし、ゆくゆくは指導運転士になりたいです。

運転士は知識や技能はもちろん、いかなる事態にも落ち着いて対処する精神力や集中力が必要です。 知識や技能は、 大阪鉄道・観光で本物同然の運転台を使った実習が役立ちました。 精神力や集中力は、コミュニケーショントレーニングの授業ですね。 そこで身についた度胸が、落ち着いて運転することにつながっています。 今後は、小田急の花形 「ロマンスカー」の運転士になりたいです。

鉄道業界は

女性も大活躍!

多様性を推進するダイバーシティへの取り組みが盛んになり、鉄道業界では、特に女性の活躍推進に力を入れています。

気道車運転士として愛媛県の予讃線松山駅〜宇和島駅間の普通列車と特急列車に乗務しています。また遊びに来たいなと思ってもらえるように、笑顔で丁寧な接客をすることと、丁寧なブレーキ扱いで乗り心地のいい運転をすることに特に気をつけて仕事をしています。ワンマン列車も多く、1人で運転と接客の両方をするのは大変ですが、「頑張ってね」と声を掛けてくださる方や、手を振ってくれる子どもたちの姿を見たときにはこの仕事をしていてよかったなと思いました。電車の免許を取得し、電車運転士として他の区間も運転できるよう頑張ります!

地域の方々との距離が近く、延伸というさらなる発展を遂げようとしている企業だと感じ、その一員になりたいと思ったため志望しました。お客様の中には、北大阪急行を初めてご利用される方も多くいらっしゃるので、お客様の目線になり、温かいサービスを行うよう心がけております。改札口での執務中、急病人の方の対応を行なったことがあるのですが、そのお客様が後日来駅され、「ありがとうございました。」と直接お礼を言ってくださったときはとても嬉しかったです!インバウンドのお客様対応の際、授業で培った英語力やビジネスマナーを活かすことができ、とても役立ちました。将来的には車掌、運転士として列車の運行に直接携われるよう頑張ります!

現在はフロアアテンダント(駅係員)として、駅改札での乗車券の発券や遺失物対応、乗り換え案内など多岐に渡る業務を行っています。テツカンの2年間で鉄道の知識はもちろんですが、正しい言葉遣いなどビジネスマナーやコミュニケーション力といった接客スキルを養い、自信をもって接客ができるまでに成長しました。鉄道業界は男性が多い職場ですが、女性にしかできない仕事もたくさんあります。特に女性やお子さまが体調不良などでお困りの際に女性の係員だと安心していただけます。

車掌の仕事ではお子様が乗車される際や、ホームにいるときは突然電車に触れようとしたり、急に駆け寄ってくることがあるのでいつでも対応できるように特に気を配っています。お客様から直接「放送が上手でとても聞きやすかった、これからもがんばってください」と言っていただけたことがとても嬉しかったです。テツカンでは就職活動の際にクラスメイトはもちろん先生などたくさんの人に応援してもらって乗り越えることができ、当時支えてくれた人たちは社会人になった今も支えになっています